楽器のお手入れ

竪琴を弾く前に
手をきれいに洗い、手の油分や水分をしっかり拭き取ります。(特に水分が残らないようにしっかり指も拭きましょう)洗面所がない場所でしたら、ウエットティッシュ(アルコールティッシュだとさらに良い)を用意して、最後に乾いたティッシュで水気を拭き取ると良いです。 手に土や油などの汚れ、飲食物の油分、塩分、水分などがついた状態で楽器を弾くことはお避け下さい。 また、指輪やブレスレットなどのアクセサリーや腕時計を付けたまま弾くと楽器を傷つける原因となります。外してから弾いてください。
竪琴を弾いた後の毎回のお手入れ
弦や竪琴のボディを乾いた柔らかい布やティッシュで軽く拭いてあげましょう。 弦は裏側と表側を拭きます。何度も強くこすらなくともさっと1~2回拭くだけで十分です。 楽器は外に出しっぱなしにせずに、絹の布で包んでケースに収めます。
長持ちさせるお手入れ
月に一度ぐらい、弦のお手入れをすると長持ちします。 弦の一本一本、表側も裏側も丁寧に拭いてあげましょう。 ストレート弦(高音部 細くて巻かれていない線) 弦のさび止めオイルをティッシュに数滴染み込ませて、一本一本丁寧に拭きます。 さびや汚れが付いたらティッシュを交換しながら行います。 オイルで拭いたら乾いたティッシュで残ったオイルをきれいに拭き取ります。 (残ったオイルの酸化が弦さびの原因にもなります。しっかり拭き取ってください。) 弾く場所だけでなく、ピンやサドル近くの上下の場所も拭いてあげましょう。 弦がさびないようにとオイルでベタベタにしている方を時々見受けますが、逆にさびの原因になります。 オイルが弦をごく薄くコーティングしているのが理想です。 巻き弦(中音部、低音部 芯線に更に細いワイヤーが巻かれた線) 巻き弦の細いワイヤーが巻かれた部分にオイルは使用しないでください。 巻き部分にオイルが染み込むと音に良い影響を与えません。 乾いたティッシュでそっと乾拭きしてください。 ただし、ピンやサドル近くの上下の芯線がそのまま見える部分は、 オイルで拭いてさびを防ぎましょう。
弦のさびを防ぐ方法
毎日のように弾いている楽器は不思議とあまりさびません。 しばらく弾かない時は以下のようにしてさびを防いでください。 ◯弾いていない時はお手入れ後、布に包んでケースにしまう。 ◯台風や大雨、海風など塩分・水分を含んだ風に当てない。 当ててしまった時はお手入れをして弦をきれいに保ってください。
弦がさびた場合
軽いさびでしたら、オイルで拭き取るお手入れで改善します。 まずはオイルをしみこませたティッシュでさびの部分を拭いてお試しください。 それでも改善せずザラザラとして気になる場合は、目の細かいサンドペーパー(#1000)をごく軽く当ててそっとこすり さびを落とします。強くこすると弦の劣化や切れる原因となりますのでご注意ください。 また、サンドペーパーを当てた際のさびの粉が付着するともらいさびの原因となるため、オイルをしみこませたティッシュにさびが付かなくなるまで拭き取り、最後に乾いたティッシュで拭き取ります。 もしも楽器や他の弦にさびの粉がついたらきれいに拭きましょう。 さびてしまった弦は弾き心地も悪く、弾いたときに手を怪我したり、突然弦が切れたり、チューニングが狂いやすくなったりすることがあります。さびを落とすことよりも予防を心掛け、ひどいさびの場合は弦の交換をおすすめいたします。
弦の寿命
ライアーの場合、長く弾き込むことで音が安定してまろやかになってきます。 通常5年~10年ぐらい弾くことができます。 弾いていて支障がない場合、特に弦を張替えする必要はありません。 ただし、弦が切れてしまった場合、音質が明らかに変わってしまった場合、音に異常がある場合などは弦の劣化が考えられます。弦の張替えで改善するケースがほとんどですのでお問い合わせください。
弦が切れた場合
一度切れてしまった弦の再利用はできません。弦の交換・張替えとなります。 市販のギター弦等は使用できません。工房で弦をお作り致しますので工房にご連絡ください。 ご自分で交換される方へは弦を郵送いたします。ストレート弦、巻き弦それぞれ価格が異なります。保証期間の一年以内であっても消耗品である弦は有償での交換となります。 特に調弦の時に強く巻きすぎた、お子さんが強く弾いて切れてしまった、という方が多く見られます。ご注意ください。 ストレート弦の場合:楽器名、音、何番目の弦か、必要本数をお知らせください。 巻き弦の場合:楽器名、音、何番目の弦か、必要本数をお伝えいただくとともに、切れた弦を工房まで郵送ください。もしなくしてしまった場合は、弦の部位の長さを測っていただくことがあります。まずはお問い合わせください。 ご自分で弦の交換が難しい場合は、工房にお問い合わせください。
弦用のオイル
ギター弦用のさび止めオイルが使用できます。 また、刃物用のさび止め油、椿油(ホームセンターで購入できます。)も使用することができます。 食用油は不向きなものもあるためおすすめしておりません。